フィエスタ の高速燃費、フィット や ヴィッツ を超えた…EPA

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フィエスタ米国仕様
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フォードモーターは17日、米国で今夏発売する新型フォード『フィエスタ』のEPA(環境保護局)高速燃費が、40マイル/ガロン(約17km/リットル)と認定されたと発表した。

新型フィエスタは2008年秋、欧州市場で発売。すでに欧州とアジアを合わせた累計販売台数は、50万台を突破している。フォードは、米国での小型車シフトの高まりを受けて、フィエスタの米国導入を決定。2009年12月のロサンゼルスモーターショーで、米国仕様を初公開した。

米国向けのフィエスタは、5ドアハッチバックと4ドアセダンの2ボディを設定。エンジンは当面、1.6リットル直列4気筒ガソリンの1機種で、「Ti-VCT」(ツイン・インディペンデント・バリアブル・カムシャフト・タイミング)を採用して、最大出力119ps、最大トルク15.1kgmを引き出す。トランスミッションは、5速MTと6速AT「パワーシフト」だ。

フォードは今回、米国仕様のフィエスタのEPA燃費を正式発表。パワーシフトの場合、市街地が29マイル/ガロン(約12.3km/リットル)、高速が40マイル/ガロン(約17km/リットル)だ。フォードによると、高速燃費はホンダ『フィット』よりも5マイル/ガロン(約2.1km/リットル)、トヨタ『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)よりも4マイル/ガロン(約1.7km/リットル)良好だという。

また5速MT仕様のEPA燃費は、市街地が28マイル/ガロン(約11.9km/リットル)、高速が37マイル/ガロン(約15.7km/リットル)。フィエスタのチーフエンジニア、スティーブ・ピンター氏は、「パワーシフト車の40マイル/ガロンの高速燃費はクラス最高」と自信を見せている。

《森脇稔》

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