三菱 RVR、プジョー・シトロエンにOEM供給へ

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三菱自動車とPSAプジョー・シトロエンは27日、新型コンパクトSUVで協業することで合意、三菱の新型『RVR』をOEM供給し、両ブランドモデルとして販売すると発表した。

両社は今後、三菱RVR(欧州名『ASX』)のプラットフォームをベースに、プジョーとシトロエンブランド向けモデルを開発、PSA社はそれらを2012年初頭を目処に欧州市場に導入する。プジョー、シトロエン両ブランド向けに、年間5万台の供給を計画している。

PSA向けモデルには二輪駆動と四輪駆動の両仕様を設定し、RVRとコンポーネンツの多くを共有しながらエンジンはPSA社製の1.6リットルHDiディーゼルエンジンを搭載する。外観デザインについてもプジョー、シトロエンブランド向けにそれぞれ独自のものを採用する予定。

三菱は、PSA向けにOEM供給を拡大して工場の稼働率アップによる生産の効率化を図る。PSAは投資を抑制しながらラインナップを拡充する。

三菱とPSAはこれまで、三菱『アウトランダー』をベースにしたSUVをPSAにOEM供給しているほか、三菱の電気自動車『i-MiEV』についてもPSA向けに開発・供給することで合意している。

《レスポンス編集部》

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