【北京モーターショー10】ヒュンダイ ヴェルナ…格安車にもエコロジー性能を

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ヒュンダイ ヴェルナ(米国や欧州では『アクセント』)
  • ヒュンダイ ヴェルナ(米国や欧州では『アクセント』)
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世界の注目を集めている北京モーターショー。ヒュンダイは23日のプレスブリーフィングで、コンパクトセダンの『ヴェルナ』を世界初公開した。

ブリーフィングの席上、ヒュンダイ首脳は「ヴェルナはオートマチック車でも100kmあたりの燃費が6.1リットルと、中国の将来規制をクリアしている。マニュアルなら5.7リットルと、アドバンテージさえ持っている。エコロジーのニーズが高まっている中国で初公開できて嬉しい」と語った。

このヴェルナ、2010年の7月に合弁会社である北京現代で生産が開始されるという。ヒュンダイはとくに華北、華中市場に強く、販売台数ではすでに日本車メーカーより多い。格安車にエコロジー性能を付加させたヴェルナは、中国でのシェアアップを目論む日本勢にとって、強力なライバルとなるだろう。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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