石油情報センターが発表した石油製品の店頭小売価格の週次調査によると、4月19日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり135.2円となり、前の週と比べて2.0円上昇した。これで7週連続の値上がりとなった。
石油元売り各社が原油調達コストの上昇を転嫁するため、ガソリン卸価格を2円前後引き上げ、それが小売価格にも反映された。
ハイオクガソリンは2.0円上がって146.0円、軽油は1.7円上がって113.8円となった。
★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、4月21日現在のレギュラーガソリンの全国平均価格は130.98円(前週比+2.43円)、ハイオクは141.8円(+2.74円)、軽油は106.44円(+1.9円)。石油情報センター発表値と同様にこちらも大きく値上がりした。
石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。