[日産 ルノー ダイムラー提携]正式発表、3.1%相当づつ持ち合い

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3.1%相当づつ持ち合い
  • 3.1%相当づつ持ち合い

日産自動車、ルノーと、ダイムラーAGは4月7日、ベルギーのブリュッセルで戦略的な提携を結ぶことで合意したと正式に発表した。

両グループは今後、具体的な提携のプロジェクトを立ち上げ、幅広い分野で短期間でシナジー創出を狙う。

両グループは同時に、提携をスムーズに運ぶため株式交換による相互出資でも合意した。具体的には、ダイムラーはルノーの新株式3.1%とルノーが保有する日産の株式の3.1%をそれぞれ取得する。ルノーはダイムラー株の3.1%を取得し、このうちの1.55%を日産が保有する日産の自己株式2%と交換する。これによってルノーと日産はそれぞれダイムラーの自己株式の1.55%を取得することになる。

ダイムラーAGのディーター・ツェッチェ会長は「ダイムラーとルノー・日産アライアンスの両グループには高い補完性があり、力を合わせることで、当社は速やかに小型車セグメントで長期的な競争力を向上するとともに、CO2排出量削減が実現できる」とコメント。

ルノー、日産のトップであるカルロス・ゴーンCEOは「今回の合意で、戦略的なパートナーシップを更に拡充し、商品ラインアップの強化、リソースの有効活用、革新的技術の開発を通じ、両グループが将来的に発展する上で必要な長期的価値を生み出していく」としている。

《レスポンス編集部》

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