富士スピードウェイは来る3月28日に、参加型モーターファンスポーツのファン感謝イベント「Fujispeedway Motorsports Dream 2010」(富士スピードウェイ・モータースポーツ・ドリーム、FMD)を開催する。SUPER GTなどに参戦する国内トップドライバーの平手晃平選手と松田次生選手に見所を案内してもらおう!
FMDはファンや地元の人に対しての感謝イベントで第3回。今年は富士スピードウェイのリニューアル5周年にあたり、これまでに増して主催者側の気合いが入っている。
FMDではモータースポーツ関係のイベントだけでなく、キャラクターショー(天装戦隊ゴセイジャー)やお笑いライブなど多彩な企画で、多くの人が楽しめるようになっている。モータースポーツ初心者にも、サーキットに来ることでモータースポーツを身近に感じてもらえるようになっている。またシーズン初頭に開催することによって、以後のシーズンへの興味も高まるだろう。
松田選手はFMDが参加型のイベントであることをアピール。「マーシャルカーの同乗体験があります」。これにはレクサス『IS』や日産『GT-R』などがフル出場する。平手選手も「ライトフォーミュラというMTのフォーミュラカーを体験試乗できます」と、参加型モータースポーツをアピールする。ライトフォーミュラの試乗会はFMDが初めてではないが、わりと長時間乗れることになりそうだ。
また平手選手が「お客さんとドライバーが交わってモータースポーツにひたれる」と言えば、松田選手もトークショーを例にあげ、「レースのある日のトークショーは本音をしゃべりにくい。緊迫して表情が笑ってなかったり。FMDなら裏話が聞けるかも」と、ドライバーに近づける機会であることを訴える。
ドライバーに近づく機会としては、未確定ながら、タイヤ転がしGPにドライバーが参加するという情報も。松田選手いわく「プロドライバーをサーキットで抜けるかもしれません」。GPは事前エントリーが必要だ(問い合わせTEL:0550-78-1234)。
変わったところでは“痛車”が400台も集まる。この勢いで関係者は富士スピードウェイを痛車の“聖地”にしたいという。FMDでは各種オフ会が開催され、平手選手は、あるクラブから招待され自分のトヨタ『アルテッツァ』に乗って行くそうだ。
松田選手、平手選手とも「1回サーキットに来てください」と、モータースポーツファンの裾の拡大に熱心だ。
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