自転車ひき逃げの車両、修理工場からの通報で発見

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2日夜、岐阜県岐阜市内の市道で、道路左側の路肩を走行していた自転車に対し、後ろから進行してきたクルマが追突する事故が起きた。自転車に乗っていた男子高校生が死亡。クルマは逃走したが、警察は後に46歳の男を逮捕している。

岐阜県警・岐阜北署によると、事故が起きたのは2日の午後9時20分ごろ。岐阜市粟野東5丁目(N35.28.53.2/E136.47.11.8)付近の市道で、道路左側の路肩を走行していた自転車に対し、後ろから進行してきたクルマが追突した。

自転車は押し出されるようにして転倒。乗っていた17歳の男子高校生は頭部を強打し、近くの病院に収容されたがまもなく死亡した。クルマは現場から逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。

3日午後になり、同市内にある自動車修理工場から「フロントガラスに打撃痕がある軽乗用車が入庫した」との通報が寄せられ、同署員が確認のために急行。このクルマの破損部位と、現場で採取した破片が一致したことから容疑車両と断定。このクルマを所有し、同市内に在住する46歳の男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

現場は片側1車線。男はクルマの所有については認めているが、事故については「やっていない」と否認しているという。

《石田真一》

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