シトロエン『DS3』の日本導入スケジュールが発表された。本年5月にはホモロゲーション作業が全て終了するので、その段階で正式に価格や仕様などが発表されるという。
それに先立ち3月から先行予約販売を実施。これは推奨するローンチパッケージモデルをいくつか提供し、その中から選んでオーダーしてもらうというもの。
それによって、「発表会が終わった後すぐに納車が可能となります。そのあと、それ以外の組み合わせ仕様は受注生産という形で4か月から5か月お待ちいただくケースや、在庫の中で選んでもらうケースもあるかもしれませんが、通常の販売体制になっていきます」とプジョー・シトロエン・ジャポン、マーケティング部商品企画グループの関博幸さんは話す。このローンチパッケージは発売直後の期間だけのもので、それ以降の購入は出来ないという。
またローンチパッケージは、「なるべく早くお客に届けたいというのが設定する理由のひとつ。それと、我々が考えるベスト、あるいは乗ると楽しいと思ってもらえる仕様を提供するのがもうひとつの理由です」という。
先行予約販売の受付はシトロエンのウェブサイトで行い、購入希望者に関してはウェブサイトに登録をして、販売店で商談をしてもらうようになる。
DS3の今年の販売台数は600台。関さんは「数を売るというよりもお客の要望に答えながら、いままでとは違う“Different Spirit”のもと、お客様の満足を高めつつ我々のブランド価値を高める責任を担っている商品なのです。そういったことで、大事に売って行きたいなと思っています」とDS3に対する思いを語った。