米国トヨタ販売は8日、サイオン『tC』に「RS6.0」を設定すると発表した。色は、鮮やかな専用メタリックブルーをまとう。
サイオンは、北米におけるトヨタの若者向けブランド。『xB』(日本名:トヨタ『カローラルミオン』)、『xD』(日本名:トヨタ『イスト』)がメイン車種だ。tCは北米専用の2ドアクーペで、2.4リットル直4エンジンを搭載する。
RSとは、リリース・シリーズの略で、サイオン各車に設定される恒例の限定車。tCのRS6.0は、ボディカラーに専用のスピードウェイブルーを採用。生き生きとしたメタリックブルーが、鮮烈なイメージを放つ。
また、ボディサイドのベルトラインには、専用のグラフィックストライプを装着。リアクォーターには、「RS6.0」のエンブレムが配される。
シートはブラックファブリックに、ブルーをアクセントに使用。レザーステアリングホイールにも、ブルーのステッチが入る。アルパイン製のナビゲーション付きプレミアムオーディオは、4.3インチのタッチパネルや200Wアンプ、iPodやUSBコネクティビリティを装備した。
サイオンtCのRS6.0は、10日に開幕するシカゴモーターショーで正式発表。価格は1万8620ドル(約167万円)からだ。全米のサイオンディーラーで、3月以降に限定1100台が販売される。