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ジャガー、ルマン24時間耐久レースに参戦…目指すは8度目の勝利

2010年2月5日(金) 22時41分
ジュネーブモーターショー10の画像
ジュネーブモーターショー10の画像

ジャガーカーズは4日、6月12日にフランスで開催されるルマン24時間耐久レースに、ジャガー『XKR』をベースに開発した「XKR GT2」で参戦すると発表した。

ジャガーは2009年1月のデトロイトモーターショーで、『XK』シリーズのマイナーチェンジ車を発表。デビューから2年半を経たマイナーチェンジでは、内外装のリファインを行うと同時に、エンジンが一新された。

最強グレードのXKRは、新しい直噴5.0リットルV8スーパーチャージャーを搭載。最大出力は510ps、最大トルクは63.8kgmで、従来の4.2リットルV8スーパーチャージャーと比較すると、84ps、6.7kgm性能が向上。0 - 96km/h加速4.6秒、最高速250km/h(リミッター作動)という一級の実力を誇る。

ジャガーはこのXKRをベースに、XKR GT2を製作。マシンの開発やレーシングチームの運営は、Paul Gentilozzi氏が率いるジャガーRSR社(旧ロケットスポーツレーシング社)が担当。同氏は2001から2006年までジャガーXKRで米トランザムシリーズに参戦し、5度の優勝経験を持つ。また2008年11月、米国ユタ州のボンネビル・ソルトフラットで行ったジャガー『XFR』の最高速チャレンジにおいて、363.188km/hというジャガー最速記録を樹立したことでも知られる。

マシンの製作はルマン主催団体、ACOのGT2レギュレーションに従って行われた。ドアやルーフ、リアゲートは市販モデルから流用。ボンネットやフェンダーは軽量なカーボンファイバー製に交換された。また、フロントリップスポイラーや大型リアウイングなど、エアロダイナミクスを向上させる改良も施されている。

ブレーキはブレンボ製でローター径は前380mm、後ろ350mm。キャリパーはフロント6ピストン、リア4ピストンとなる。クラッチはTilton社製の強化タイプ、タイヤはヨコハマ、コンピューターやデータロガーはボッシュ製を使用する。

XKR GT2は、2010年シーズンのALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)にエントリー。今年はジャガー創立75周年に当たることから、ルマン24時間にも参戦することになった。

ジャガーは1951年から1990年までに、ルマン24時間で7度勝利している。1951・1953年の『Cタイプ』、1955・1956・1957年の『タイプD』、1988年の『XJR-9LM』、1990年の『XJR-12』だ。果たして、XKR GT2は、8度目の栄冠をジャガーにもたらすだろうか。

《森脇稔》
Protoscar LAMPO2の画像
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