【デリーモーターショー10】GM、インドへEVを2010年末に投入

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シボレー e-スパーク
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GMは5日、デリーモーターショーにおいて、『e-スパーク』を公開した。小型ハッチバックのシボレー『スパーク』をEV化したモデルで、2010年末にインド国内で発売される。

e-スパークは、GMとインドREVAエレクトリックカー社が共同開発。両社は昨年9月、インド市場向けEVの開発で提携していた。インド・バンガローに本拠を置くREVA社は、小型EV『G-Wiz』を世界24か国で販売中。すでに3000台以上をデリバリーした実績を持つ。

またREVA社は2009年9月、フランクフルトモーターショーにおいて、欧州M1セグメントに属する2台の次世代小型EVを披露。『NXR』は4シーターの3ドアハッチバック、『NXG』は2シーターの2ドアクーペで、それぞれ2010年、2011年に生産を開始する計画だ。

e-スパークは、シボレースパークのプラットフォームを使い、GMとREVA社が共同開発したモーターや2次電池、制御システムなどを搭載。その詳細は公表されていないが、「RECC」と呼ばれるEVパワートレーンが採用され、モーターはレギュラーモードとブーストモードの2つの出力特性が切り替えられるという。

GMはe-スパークを、2010年末にインドへ投入。巨大市場インドで、EV販売の主導権を握りたい考えだ。

《森脇稔》

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