丸紅、チリでEV普及のためのインフラ整備に協力

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丸紅は、南米のチリ共和国の子会社マルベニ・ホールディング・リミターダを通じて、チリ大学と同国の電気自動車普及に必要なインフラやテクノロジーの導入評価に関する協定書を締結した。

丸紅は、チリで日産自動車の輸入販売総代理店事業や、銅鉱山への投資、水処理などのインフラ事業を手掛けている。電気自動車関連事業では、電気自動車用急速充電器メーカーとの協業関係の構築、慶応義塾大学の電気自動車開発プロジェクトへの出資などを行っている。

今回のチリ大学との協定書締結は、チリでの電気自動車導入について、ソフトとハードの両面で同国政府へ協力する。チリは、中南米地域の中で環境問題への取組みが最も進んでいると同時に、電気自動車の製造に不可欠なリチウムや銅の生産量が世界シェアトップであることから、電気自動車の導入に対する政府の関心も高い。チリでの電気自動車を普及するためのインフラ整備などに協力することで、政府との関係を深める戦略だ。

《レスポンス編集部》

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