年の瀬も押し詰まってきたが、年賀状のネタに干支にちなんだ車の話題はいかがだろうか。新年は寅年。虎。タイガー。で、これが意外と、ない。
車名で『タイガー』は、現在は消滅したイギリスのブランド、サンビームが1960年代にスポーツカーをラインナップしていた。これは同社の20年代の速度記録車に因む。二輪車ではトライアンフの現行車種に『タイガー』がある。
これぐらいか。馬や牛だと多いのだが。「虎」という生き物自体、バリエーションが少ない。すこし範囲を広げて探してみる。
オペル『ティグラ』の車名がラテンぽい。フォルクスワーゲンの『ティグアン』はドイツ語で「Tiger」(虎)と「Leguan」(イグアナ)との合成語だ。
工事車両の虎縞模様や、虎で連想される国の車もネタになるだろう。プロ野球阪神タイガースが元気な頃は軽自動車に阪神タイガース仕様がいつくか設定されていた。「ジャガー」や『プーマ』まで行くと、もう違う。