富士重工業は22日、埼玉県さいたま市が進める電気自動車(EV)普及プロジェクト「E-KIZUNA プロジェクト」の推進に協力、同日協定書を交わしたことを明らかにした。
E-KIZUNA プロジェクトは「次世代自動車の導入と普及」を推進するさいたま市と、「快適・信頼の新しい走りと地球環境の融合」を目指す富士重が、EVの普及促進を図るため様々な組織や団体に働きかけ、持続可能な低炭素社会の構築を目指すプロジェクト。
連携にあたり重点項目として「大規模商業施設を核としたEV普及策」を掲げ、EVの認知向上、EVでの来店誘致に向けた環境整備に取り組む。そのほか、誰でも仕様できる充電設備の整備や、EVカーシェアリング、インセンティブを利用したEV優遇策などによるEVの需要創出を図り、地域密着型の啓発活動を行うとしている。
E-KIZUNA プロジェクトには、2010年末にEV『リーフ』の発売を予定している日産自動車も11月より参画しており、EVの展示や講演、試乗会などを行っている。