フォードモーターは、2008年10月にデビューした現行『フィエスタ』の世界累計セールスが、2009年10月末時点で50万台を突破したと発表した。
現行フィエスタは、2008年10月にドイツで販売開始。その後、欧州各国でも販売がスタートした。フォードのデザイン言語「キネティック」を応用して設計されたボディは、小型車でも抜群の存在感を放つ。
欧州デビュー以来、フィエスタのセールスは好調。欧州における車名別販売ランキングでは2位、小型車セグメントでは堂々の1位に君臨している。この効果で、欧州フォードの市場シェアも拡大。2009年1 - 9月のシェアは、前年同期比0.5ポイントアップの9.2%を達成している。
フィエスタは欧州に続いて、南アフリカ共和国、オーストラリア、ニュージーランド、中国へも投入。2009年10月末には、世界累計セールスが50万台を突破した。デビュー1年での50万台クリアは、異例に早いペースである。
さらにフォードは、12月2日に開幕するロサンゼルスモーターショーで、フィエスタの米国仕様を発表。その後、米国での販売がスタートする。フィエスタのセールスは、米国投入により、ますます伸びることも予想される。