豊田自動織機は27日、10月23 - 26日に茨城県で開催された「第47回技能五輪全国大会」の5種目に従業員が出場し、全種目で入賞したと発表した。「旋盤」職種に出場した立野和真選手、「構造物鉄工」の梶谷大将選手は金メダルを獲得した。
技能五輪は、全40種目に、各都道府県から選抜された若い技能者が参加し、技を競い合った。同社からは5種目に13選手が出場し、「旋盤」では、立野選手が同職種として同社初の金メダルを獲得し、「構造物鉄工」では梶谷選手が3度目の挑戦で悲願の金メダルを獲得した。
同社は「モノづくりの基本は人づくり」の考えの下、次代を担う人材の育成に取り組んでおり、目標を設定して士気の向上を図るとともに、高度な技能の伝承をねらいに、2000年から技能五輪に挑戦している。