選考基準は人によってそれぞれだろうが、筆者はシンプルに「その年をもっとも象徴するクルマ」が受賞するべきだと思っている。やがて何年後かに振り返ったときに、その年の自動車業界の様子や社会情勢が目に浮かぶよ...
【COTY09-10 選考コメント】企業イメージに対する心象の問題も…中谷明彦
僕は今回、ホンダ『インサイト』に最高点を配した。理由として低価格化でHV=高環境性能車の普及に対する起爆剤となったことを付記した。
トヨタの『プリウス』と一騎打ちのようなHV対決となったがプリウスの絶対的な市街地での燃費性能が僅差ながらより多くの支持を得たのだと思う。
それにF1を続けるトヨタと、潔すぎるくらいきっぱりと止めてしまったホンダの企業イメージに対する心象の問題もあったかもしれない。
中谷明彦|レース&テストドライバー/自動車関連コンサルタント
武蔵工業大学工学部機械工学科卒(塑性工学専攻)。大学在学中よりモータースポーツ活動に勤しみ専門誌編集要員として自動車関連のマスコミにも所属しジャーナリスト活動を展開。1985年にプロフェッショナルレース&テストドライバーに転向。自動車関連の開発、イベント運営、雑誌企画など様々な分野でコンサルタントをしながら活動中。4WD車や電子制御による車両運動性能の解析を得意としている。1989年よりCOTY選考委員に就任。1997年よりドライビング理論研究会「中谷塾」を開設、F1パイロット・佐藤琢磨を輩出。2009年より東京大学と自動車新技術の共同研究を行っている。
注目ニュース
クルマ単体で見れば、今年のイヤーカーはトヨタ『プリウス』がふさわしい。ハイブリッドカーとしての性能やクオリティ、コストパフォーマンスという観点では、プリウスはインサイトを明らかに上まわっている。
そこかしこに、ハイブリッドが出てきている昨今、ハイブリッドだけで点が取れるとは思いません。要は、クルマとしてどうよ?ってこと。そして私のなかでは、『プリウス』圧勝でした。
スズキは、同社としてのフラッグシップモデルとなる新型セダン『キザシ』を10月21日から販売開始した。車名には、スズキが「世界の市場に向け、新しいクルマ作りに挑戦する」という想いを込めた。東京モーターシ...
トヨタ自動車の豊田章男社長は21日、東京モーターショー会場でプレスブリーフィングを行い、同社がハイブリッド車(HV)一辺倒でないことを強調した。
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