【チャレンジ三宅島09】石原都知事「やはりレースをやらないと」

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石原知事(写真=中島みなみ)
  • 石原知事(写真=中島みなみ)

「あそこでオートバイ眺めても島民も見飽きちゃうからね。やはり東京から人が押しかけて、はらはらしながらレースを見守るそういうイベントにしないと」

24日、大会名誉会長として三宅島を訪れる石原都知事は、「WE RIDE チャレンジ三宅島09 モーターサイクルフェスティバル」について、こんな感想を漏らした。公道レースは危険というバイクメーカーなどからの批判に自身の思いをいったんは引っ込めたものの、バイクイベントならレースという石原都知事の思いは強い。

「公道を使うことは問題があるので、こないだの爆発でついえてしまった雄山の内輪山と外輪山の間の峡谷で賞金をかけたモトクロスのようなレースをやれば非常にエキサイティングだし、島民にも迷惑をかけない」

石原都知事のいう「モトクロスのようなレース」とはエンデューロのことだが、すでにこのエキシビションが、今年のイベントの中でも予定され、石原都知事も視察することになっている。

「実際にそこを走るだろう専門のライダーたちと現場を見て、来年にはみんなに手に汗握って見てもらえるレースを、マン島のレースとは形は変わってくるかもしれないが、やりたいなと。そうでないとなかなか人も集まらないし、イベントも長続きしない」と、その構想は具体的だ。

さらに、石原氏は「賞金もたくさんはいらないし、サーキットと違ってレース会場のインフラの整備もそんなに費用がいらない」と、イベントの予算的な面にも触れた。

《中島みなみ》

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