東京モーターショー2009において日産自動車のカルロス・ゴーンCEOは21日の記者会見上で、量販を前提とした電気自動車のラインナップを発表した。
同社の電気自動車ラインナップは量販予定の3車種とコンセプトカー1車種。
量販を前提とした電気自動車は『リーフ』に加え、「新型『NV200』をベースとした小型商用電気自動車と、インフィニティ・ブランドの小型ラグジュアリー・カー」(同氏)の3つ。
小型商用自動車についてゴーン氏は、「低コストの多目的車で、救急車が病院に直接乗り入れる場合や、バンやタクシーなどのCO2排出を制限するエリアに乗り入れることが可能だ」という。
また、インフィニティ・ブランドの小型ラグジュアリー・カーについては「スタイリッシュで高性能な4人乗り車で、今後お披露目される予定だ」と話していた。
いっぽう、コンセプトカーとなる『ランドグライダー』についても「日産が電気自動車でリーダーシップをとる、ゼロ・エミッションの新たな時代を予感させる1台だ」と自信を込めた。
このゼロ・エミッション車たちは、すべて日産とNECの合弁会社であるオートモーティブエナジーサプライが開発しているバッテリーを搭載している。