【東京モーターショー09】日産 リーフ、EVならではのインテリア

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日産自動車は2010年後半に発売予定の『リーフ』を第41回東京モーターショーに出品する。インパネのメーターはツインデジタルメーターを採用している。

「下の段には残電量計(航続可能距離表示)、パワー回生メーター、バッテリー温度メーターなどEV特有のもの。上段にはスピードメーター、時計、エコインジケーター等日常的に非常に見るものと区別しています」とは、デザイン本部プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナーの井上真人さん。

「エコインジケーターというのはナビの中のEVチャンネルとリンクしており、どの程度ドライバーがCO2をセイビングして走れたかというのがわかるもの。そういうことを通してドライバーにエコ運転を認識してもらうのが目的です」と話す。

「フラットパネルセンタークラスターは、上段はナビとオーディオ、下段はエアコンとなっています。特筆すべきは、“eマーク”ボタンを押すと、EV特有の情報として、航続可能エリアやEVスタンド情報など、日常に便利な情報がナビ画面に表示されるようになっています」

「これらの情報は携帯電話ともリンクをして、携帯からクルマの情報を取得できます。また携帯からは、エアコンを入れることなどもできます」

「シフトは電磁シフトで、従来のシフト形状とは全く違う形の、マウスタイプとなっています。ステアリングもリーフ専用で、その時の電気残量に応じた航続可能エリアを一度で表示できる“ダイレクトボタン”を備えており、必要な情報がいつでも簡単にチェックできるようになっています」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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