【東京モーターショー09】日産 ルークス…ミニバン兄弟の末っ子

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ルークス
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日産自動車はスズキ『パレット』のOEMである『ルークス』、を第41回東京モーターショーへ出品する。このモデルは、本年12月に発売を予定している。

「『ルークス』とは、RoomとMaxをかけた造語です。広いゆとりのある室内空間が大きな特徴となっているので、ストレートに表現したネーミングです」とは商品企画室リージョナルプロダクトマネジャーの藤山修さん。

まず、商品コンセプトは「The GRAND MINI。広い室内空間、そして存在感のある洗練されたデザインを特徴とした、デイリーユースでミニバンのように使える軽自動車というものです」。

また、想定しているターゲットは「小さな子供がいる若いファミリー。家族でアクディブに週末などで出かけたりするが、さほど行動範囲は広くはない。ただしデイリーユースの中でミニバンのような使いやすさといったものを求める方を設定しています」。

そして、このモデルの大きな特徴を「軽最大級の室内空間。そして、存在感ある洗練されたデザイン。最後に後席の両側スライドドア」と3つあげる。室内空間は、『ティーダ』の室内長より若干長く、高さは『セレナ』より高いくらいのスペースを持たせている。また、後席を倒すと大人用自転車もそのまま積めるくらいのスペースがあるという。

デザインについては、「『ハイウェイスター』と『E』、『G』グレードの、2系統のラインナップをもって市場投入し、両方とも一目で日産らしさ、日産のミニバンファミリーの末っ子としての品質感や存在感、力強さをデザインに織り込んでいます」とする。

特に、販売の主力になるであろうハイウェイスターに関しては、「横基調のメッキグリルや大きく口の開いたスポーティなバンパーなどにより、『エルグランド』やセレナのハイウエイスターの特徴を強く継承したものとしています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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