マツダは、フォードモーターとの合弁会社であるオートアライアンス・タイランド(AAT)の新しい乗用車工場で『Mazda2』(日本名『デミオ』)の生産を開始した。主にASEAN市場に投入する。
AATは、タイ・ラヨーン県のイースタン・シーボード工業団地にある新乗用車工場で初生産のセレモニーを開催した。今後、タイ生産のMazda2はASEAN地域で年間約2万台の販売を計画、同地域向けの主力商品の一つにしていく方針だ。
式典を前に、マツダの若山正純専務は「タイ生産のMazda2は、主にASEAN地域の今後の成長、小型車への顧客嗜好の高まりを受けて投入されるもので、マツダのグローバル戦略上も極めて重要な商品の一つ」と述べた。