ホーム > ビジネス > 企業動向

アウディ、廃熱使用量を大幅に増加…年間2万6000tのCO2削減

2009年10月7日(水) 16時44分
アウディ、廃熱提供を増加の画像
アウディ、廃熱提供を増加の画像
アウディ、廃熱提供を増加の画像
アウディ、廃熱提供を増加の画像

アウディAGは、2011年度からインゴルシュタット市の電力を供給する市営企業であるシュタットヴェルケ・インゴルシュタットがアウディへ供給する廃熱量を年間約12万MWhに増加させることで同市、ペトロプラス製油所と契約を締結した。

これによりアウディ単独で年間2万6000tのCO2排出量が削減される見込み。

アウディ以外でも、インゴルシュタット市の他の工場が、ペトロプラス社のインゴルシュタット製油所、将来的にはインゴルシュタット廃棄物利用工場から排出される環境にやさしい廃熱を利用する予定。

アウディ工場の必要熱量は現在、年間約41万MWh。既存の契約条件では、シュタットヴェルケ・インゴルシュタットは6万MWhの廃熱をアウディに供給することになっていた。10万MWhは、アウディの発電・暖房・冷房トリジェネレーション自社工場から供給され、残りの必要熱量は、天然ガス燃焼ボイラーを使用することによって賄われている。

今回の契約で従来の天然ガスによる発熱から、廃熱とトリジェネレーションによる熱の利用に重点をシフトし、資源の有効活用によるCO2排出量削減を図る。

2010年に廃熱の供給を開始するため、送電に関してはペトロプラス社から既存の温水ネットワークまで5300mの廃熱ラインを建設する。この作業と平行してペトロプラス社も、廃熱を抽出するために必要な施設を建設する。

また、ドイツの技術検査機関TUVが2011年第1四半期に検査を実施するまでの間、従来は使用されていなかった廃熱をシュタットヴェルケ・インゴルシュタットで利用可能にするために、製油所の処理工場に熱交換器を設置する。

同時に、廃棄物利用工場では、プロセス制御を最適化することで、発熱量を単独で約20%増強する。拡張された廃熱ネットワークの試運転は、2011年の4 - 5月の実施を予定している。

《編集部》
関係者による契約締結の画像
関係者による契約締結の画像
関係者による契約締結の画像
関係者による契約締結の画像

注目ニュース

交通経済・経営の専門調査機関である財団法人運輸調査局は2日、2009年3月から実施されている、高速道路料金の「上限1000円」政策により、CO2排出量が年間204万トン増加するとの推計値をまとめた。

欧州CO2排出量ランキング…フィアットが首位

EFTA(欧州交通環境連盟)は15日、大手欧州自動車メーカー14社の2008年のCO2排出量ランキングを公表した。1台当たりの平均CO2排出量は、フィアットグループが138g/kmで首位。一方、200...

22日、鳩山由紀夫首相がニューヨークの国連気候変動サミットで温室効果ガス25%削減を表明し、日本では「世界に発信」といった見出しとともに大きく報道されたが、ヨーロッパの主要テレビ局で鳩山氏を詳しく採り...

フォード フォーカス、エコ性能が進化…CO2排出量99g/km

欧州フォードは16日、『フォーカス』の5ドアハッチバックの「エコネティック」グレードに、2010年モデルを設定した。従来よりも環境性能を引き上げ、欧州複合モード燃費26.27km/リットル、CO2排出...

RSS

編集部ピックアップ