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ひき逃げ容疑者、事故を起こしたトラックを急いで廃車

2009年10月2日(金) 11時36分

9月上旬に群馬県館林市内で発生した死亡ひき逃げ事件について、群馬県警は9月28日、栃木県佐野市に在住する62歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。男は事故後に容疑車両のトラックを廃車。部品レベルにまで分解され、海外に売却されるところだった。

群馬県警・交通指導課によると、問題の事故は9月8日の午前4時45分ごろ発生した。館林市広内町(N36.15/E139.32)の市道で、73歳の女性が道路を横断していたところ、交差点を右折進行してきた大型トラックにはねられた。女性は全身を強打し、事故から2日後に死亡している。

トラックは現場からそのまま逃走したため、警察はひき逃げ事件として捜査を開始。現場近くにあるコンビニエンスストア駐車場でUターンする不審なトラックが防犯カメラに撮影されていたことが判明した。

警察ではこのトラックを容疑車両の1台として特定を進めたが、栃木県佐野市内で運送業を営む男が所有するトラックに酷似していることが判明。さらに調べを進めたところ、事故後に廃車されており、千葉県内の業者に売り渡されていることがわかった。

業者の手により、車両はすでに部品レベルまで分解されており、一部は海外に向けて輸出されようとしていた。警察は9月27日までに容疑車両のパーツ類をすべて押収。トラックを所有していた62歳の男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「免許停止になると仕事ができなくなると思い、現場から立ち去った」などと供述しているようだ。警察では車両を廃車するまでの経緯について男を厳しく追及。証拠隠滅についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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