i-MiEV 派生のごみ収集車 三菱と極東開発が共同開発

2009年9月28日(月) 19時55分
電動ゴミ収集車。ボディ容積:4.0立方m最大積載量:2000kg、ボディ種別:プレス式の画像

三菱自動車は、電気自動車『i-MiEV』に搭載しているバッテリーシステムを極東開発工業に供給し、極東開発工業が同システムを使用して、ごみ収集車の車両後部のごみ圧縮装置を電気で駆動する「電動ごみ収集車」を開発した。

現行のごみ収集車の圧縮装置は、車両のエンジンの動力を活用して作動させているため、ごみの収集、排出作業を行う際に、常にエンジンを作動する必要があり、環境への負荷や騒音面での課題があった。

極東開発は、これらの課題を解決するため、電動式のごみ収集車の開発に数年前から着手。三菱自動車のi-MiEVバッテリーシステムが電動ごみ収集車に必要となる仕様を満していたことから、このバッテリーシステムを採用した電動ごみ収集車を新開発した。バッテリーはGSユアサと三菱自の合弁会社リチウムエナジージャパン製品。

この電動ごみ収集車は、圧縮装置の動力源をエンジンからバッテリーに変えることで、作業時のCO2排出量を従来に比べて約75%削減する。作業時はエンジンを停止することができるため、エンジン音や排気ガスの排出がゼロとなる。超低騒音で作業ができるほか、装置を動かすための電気代は、従来の軽油代に比べて大幅に削減できるとしている。極東開発では今後実用化を目指す。

三菱自動車は、i-MiEVを7月から販売しているが、同車に搭載しているコンポーネントを供与するのは今回が初めて。今後も供給を希望する企業には積極的に供給していく方針だ。

《編集部》
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