ロータス、エヴォーラ タイプ124を発表…400psオーバー

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ロータスカーズは11日、『エヴォーラ』の耐久レース仕様「タイプ124」(ワン・トゥエンティ・フォー)を発表した。2010年5月のニュルブルクリンク24時間耐久レースで、実戦デビューを飾る。

タイプ124はエヴォーラをベースに、レースに必要な安全装備などを追加装備。FIAのレギュレーションに適合させたレーシングカーだ。ロータスはレースを、市販車の性能、経済性、信頼性を確認する最適の場と位置づけており、2008年7月に発表された同車の最新モデル、エヴォーラにもレーシングバージョンが設定された。

外観はカーボンファイバー製の大型ウィングとディフューザーが特徴。フロントにはリップスポイラーが装着されており、エアロダイナミクスを向上させた。ボディパネルの一部は軽量コンポジット素材やカーボンファイバーに交換。内装材省略の効果もあり、タイプ124はエヴォーラよりも200kg軽く、最低重量1200kgを実現する。また、FIAのレギュレーションに従い、ロールケージ、消火システム、120リットルの燃料タンクが装備された。

エンジンはトヨタ製「2GR-FE」型3.5リットルV6をベースに、最大出力を400psオーバーまでチューニング。市販モデルに対して、120ps以上の出力向上を果たした計算だ。トランスミッションは6速MTだが、レース仕様のパドルシフト付きシーケンシャルが採用されている。

ブレーキは前後ともAPレーシング製の6ピストンで、ABSはボッシュ製のレース仕様に変更。ダンパーは4段階調整式だ。タイヤはピレリ製の18インチスリックを履く。

ロータスカーズのディレクター、ルーク・ベネット氏は、「1948年にコーリン・チャップマンが最初のロータスを送り出してから、モータースポーツは我々の血統なのです」と語っている。

タイプ124は、2010年5月にドイツで開催される「ADACニュルブルクリンク24時間」でデビュー。その後、8月にマレーシア、10月にイギリス、2011年1月にドバイへ転戦する。果たして、どんな活躍を見せてくれるだろうか。

《森脇稔》

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