パンクで立ち往生の強盗犯、他のクルマを強奪

自動車 社会 社会
パンクで立ち往生の強盗犯、他のクルマを強奪
  • パンクで立ち往生の強盗犯、他のクルマを強奪

1日夕方、茨城県古河市内の市道で、外国人とみられる4人組の男がバールのようなものを振り回して通行車両を強制抑止し、このうち1台を強奪して逃走する事故が起きた。警察ではこの1時間前に筑西市内で起きた別の強盗事件との関連も調べている。

茨城県警・古河署、筑西署によると、事件が起きたのは1日の午後5時ごろ。古河市稲宮(N36.11/E139.46)付近の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側の縁石に接触してタイヤがパンクして立ち往生した。

このクルマには外国人とみられる4人組の男が乗っていたが、うち1人が車外でバールのようなものを振り回して威嚇し、通行してきた後続車や対向車など4台を強制的に抑止。先頭に位置していた軽乗用車を運転していた65歳の男性を殴打し、クルマを強奪して4人全員が逃走した。他のクルマもフロントガラスを割られ、殴打された男性を含めて2人の負傷者が出ている。

通報を受けた警察は強盗傷害事件として捜査を開始したが、現場に放置された容疑者のクルマを調べたところ、この事件の起こる1時間ほど前に筑西市内で発生した民家への押し込み強盗事件の容疑者が逃走に使った疑いがあることが判明した。

放置されていたクルマからは民家から強奪された液晶テレビなどが積まれたままになっていたが、一緒に盗まれた金庫は載せかえられていた。警察では同一犯によるものとみて、調べを進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース