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スバル、米国新車販売は52%増と大幅な伸び…8月実績

2009年9月3日(木) 17時24分
スバル レガシィの画像
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スバル インプレッサの画像
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スバルオブアメリカは1日、8月の新車セールスの結果を公表した。スバルの米国販売としては、過去最高記録となる2万8683台を販売。前年同月比は韓国キアの60.4%増に次ぐ52%増で、日本メーカーとしては群を抜く高い伸び率を示した。

車種別で見ると、乗用車系の3モデルの販売がいずれも絶好調。5月に新型を投入した『レガシィセダン』(日本名:『レガシィB4』)は、前年同月比49%増の3569台を販売。『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)も、53%増の5857台と人気を集める。『インプレッサ』も30%増の6590台と好調。レガシィとインプレッサについては、月間の販売記録を塗り替えている。

ライトトラック(SUVなど)系では、『フォレスター』が、月間記録を更新する1万1870台を販売。前年同月比は76%増と驚異的な伸びを見せた。唯一、不振なのは中型SUVの『トライベッカ』で、8%減の797台。しかし、他の4モデルがこの不振を補って余りある健闘ぶりだ。

スバルオブアメリカは、1 - 8月累計でも12万9297台をセールスしており、前年同期比は11%増。スバルは米国で販売する全メーカーの中で、キアと並んで前年実績をクリアしている。8月の販売台数は、7月比で31%増という結果。これはCARS(カー・アローワンス・リベート・システム=スクラップインセンティブ)の効果が大きい。

CARSは、7月24日から8月24日までの1か月間実施された米国版スクラップインセンティブ。旧車(1984年式以降で燃費は7.6km/リットル以下)から一定の燃費基準を満たした新車に代替する際に、政府が下取り車と引き換えに最大4500ドル(約43万円)分の金券を支給する内容だった。

このCARSには1か月間で、約70万件もの申し込みが殺到。米国政府の30億ドル(約2790億円)の予算は瞬く間に底を突いたことから、米国政府は24日、早々と制度を打ち切った。

スバルオブアメリカのティム・コルベック上級副社長は、「我々の8月の新車販売の結果は、CARSの効果もある。しかし、それ以上に新型レガシィをはじめ、顧客のニーズに合った商品をそろえているのが、販売好調の最大の要因だろう」と語る。

確かに、レガシィやフォレスターはCARSが導入される以前から、販売は好調だった。インセンティブに頼らなくても売れる車をラインナップするスバルは、米国の自動車販売関係者にとって、うらやましい存在に違いない。

《森脇稔》
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