ホンダ、ハイブリッド ミニバンの登場はいつ?

2009年7月15日(水) 19時03分
ホンダ インサイトのハイブリッドシステムの画像
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ホンダは、中・大型車への搭載を視野に入れた、新しいハイブリッドシステムを開発中と発表した。これは事実上、ミニバンには現行ハイブリッドシステムは搭載されないということになる。

ホンダの現行ハイブリッドシステムは、自転車で例えると電動自転車のアシスト機構のようなもので、エンジンをモーターがアシストする、いうなれば“電気的なターボ”と言える。モーター、バッテリーもコンパクトなところが特徴だ。

一方のトヨタが採用するハイブリッドシステムは、モーターを主動力源として、エンジンは発電とモーターのアシストに利用している。モーター、バッテリーはホンダの方式と比べると大型となる。

ホンダのハイブリッドシステムはコンパクトで、スペース効率が優先されるミニバンなどに採用する際には、相性がよいかと思われたが、今回の発表で、そのような展開はみせないことがはっきりした。

特に、ミニバンのハイブリッドについては、先日マイナーチェンジした『ストリーム』の試乗会にて、開発担当者に「(現行の)ハイブリッドシステムをよりコンパクトにして、ミニバンに搭載することはできないのか?」と質問したところ、開発担当者は「“ハイブリッド=燃費が良い”というイメージが出来上がってしまったため、若干の燃費向上にとどまるハイブリッドモデルが、市場で受け入れられるのは難しい」と語っていた。

もし、ホンダがミニバンに新方式のハイブリッドシステムを採用するとすれば、パッケージングを含めてプラットフォームから見直さなければならないはず。

登場時期は、フルモデルチェンジをスタンバイしている『ステップワゴン』は新型のその次のモデル、『ストリーム』も、次期モデルは開発が進行中のはずで、その次のモデルと予想される。『オデッセイ』は、ちょうど次期モデルの開発がスタートするタイミングで、ハイブリッドシステムを導入するか検討段階にあるといえる。

ただ、ガソリンモデルに追加されたハイブリッド仕様は、現状では成功しているとはいえず、既存モデルをハイブリッド化するのか、ハイブリッド専用プラットフォームで新たなラインナップ展開をはかるのか? ホンダ社内でも議論が交わされているにちがいない。

《椿山和雄》
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