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三菱重工、米国電力会社向けに上部原子炉容器を出荷

2009年6月24日(水) 19時36分
三菱重工業は、米国の電力会社サウステキサスプロジェクト電力向けに、上部原子炉容器を出荷した。の画像

三菱重工業は、米国の電力会社サウステキサスプロジェクト電力向けに、上部原子炉容器を出荷した。

加圧水型(PWR)原子力発電設備の主要機器で、同電力サウステキサス原子力発電所1号機の運転期間延長に伴う取替用として設置される。

サウステキサス原発は、テキサス州ベイシティの南西約20kmに立地する。三菱重工が2006年に受注した取替用上部原子炉容器を据え付ける1、2号機はともに出力136.4万kWで、それぞれ1988年、1989年に稼働した。2号機向けは2010年2月に納入する予定。

取替用上部原子炉容器は、直径約5mの低合金鋼製で、三菱重工の神戸造船所が製作を担当する。上部原子炉容器上蓋(本体)に加え、その上部にステンレス製の制御棒駆動装置57本が搭載されており、全体の長さは約10m、重量約100t。

この制御棒駆動装置は、原子力プラントの安全・安定運転の要として大きな役割を担っており、万一のトラブル時には素早く制御棒を炉心内へ挿入することで、原子炉を緊急停止させる機能を持つ。

《編集部》
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