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三菱重工、豪州で石炭ガス化複合発電設備を建設

2009年6月22日(月) 23時49分

三菱重工業と三菱商事は共同で、オーストラリアのゼロジェン社が進める、CO2回収・貯留(CCS)機能を備えた石炭ガス化複合発電(IGCC)設備の建設プロジェクトに参画することで合意、この一環としてフィージビリティスタディ(FS)を受注した。

IGCCの発電出力は53万kwで、CO2回収・貯留機能を備えた商業レベルのIGCC発電所の建設は世界で初めて。2015年の運転開始を目指す。

今回のZeroGenプロジェクトは、豪州で豊富に産出する石炭をガス化して発電する高効率のIGCCと、CO2の回収・地中(深部塩水帯水層)貯留を組み合わせたもの。発電所は同国クィーンズランド州に建設する。このうち、CO2回収・貯留機能を含めたIGCC設備の製作・供給・建設は三菱重工が独占的に行い、三菱商事はプロジェクト全体を調整する。

また、プロジェクトの実施会社であるゼロジェン社は、IGCC設備の建設地とCO2輸送・貯留地域の選定、インフラ整備、石炭供給、関係先との折衝、環境関連の研究などを担当する。

今回のFS受注は、IGCCとCO2回収・貯留技術の世界市場投入を進める日本側企業と、豪州で産出する石炭の有効利用と地球温暖化ガスの大幅削減を目指すゼロジェン社などオーストラリア関係者の思いが一致し実現した。

《編集部》

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