GMは5日、「サターン」ブランドをペンスキーオートモーティブグループに売却することで暫定合意に達したことを明らかにした。売却額は公表されていない。
GM、サターン売却条件を開示…350以上の販売店と1万3000人の雇用は維持
ゼネラルモータズとペンスキー・オートモーティブ・グループは、ペンスキーが名乗りをあげている「サターン」ブランドの買収について、提案されている取引の詳細を確認した。取引が完成すれば、350店以上の販売店、サターンとその北米の販売店が保有する1万3000件以上の雇用が維持される。
この提案中の取引は、GMが今年初めに米政府に提出した事業再編計画の中で概略を示していた提案のひとつ。覚書の条件によると、ペンスキーは、サターンのブランドとサターンの一部の資産に対して権利を獲得する。GMは契約ベースで、サターンの『オーラ』『ヴュー』『アウトルック』の生産を継続する。
サターンは、1990年に当時市場でのシェアを伸ばしていた日本車に対抗する“日本車キラー”として登場、これまでに400万台以上を販売した。米R.L.Polk社のデータによると、このうちの80%以上の車両がまだ稼働している。非ラグジュラリー系ブランドの中で、サターンは、顧客満足度調査で上位にランクインしている。
サターンの売却は今年の第3四半期中に成立すると見られ、GMが米連邦破産法11章を申請しているため、規制機関の承認を受ける必要がある。売却額など、金銭的な条件については現時点では開示されていない。
注目ニュース
GMは現地時間2日夜、「ハマー」ブランドの最有力売却先として、中国・四川省の重工業メーカー、四川騰中重工機械と交渉中であることを認めた。売却額などは明らかにされていない。
GMは9日、再建後の新GMの会長にエドワード・ウィッテーカー氏を起用すると発表した。ウィッテーカー氏は元AT&T会長兼CEOで、AT&Tを米国一の巨大通信企業に育てた人物だ。
GMは8日、ミディアムデューティートラック事業からの撤退を正式発表した。7月末をもって、シボレー『コディアック』とGMC『トップキック』の生産を中止する。
米国の国有財産を管理するGSA(ゼネラル・サービス・アドミニストレーション=共通役務庁)は、政府公用車の代替車として、エコカー中心に1万7205台を、米国ビッグ3へ発注したことを明らかにした。
クライスラーは9日、米国最高裁判所が、フィアットとの提携による新会社への資産売却に関する一時差し止めを解除し、承認したと発表した。これによりクライスラーは新会社への移行を短期間で完了する予定。
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