トヨタ自動車は18日、新型『プリウス』の発表と同時に、2代目プリウスをビジネス向け1グレードモデルとして発売することを正式に発表した。6月8日から販売を開始する。
トヨタ プリウス 改造キット、EVモード最高速は2倍以上
米国PICC社(プラグ・イン・コンバージョン・コーポレーション)は、先代トヨタ『プリウス』用プラグイン改造キットのソフトウェアを進化させた。
PICC社は2007年6月、カリフォルニア州に設立されたベンチャー企業。米国内で先代プリウスを家庭用コンセントから充電できるようにする、「プラグインコンバージョンキット」を販売している。
今回はそのソフトウェアをアップデート。先代プリウスの「EVモード」は、モーター単独での最高速は54.7km/hが限度。これをアップデートにより、2倍以上の112.65km/hまで高めることに成功した。この速度を維持したまま、約40kmをモーターのみで走行できるという。
アップデートによりモーターの使用範囲が拡大したため、燃費は劇的に向上。高速道路では72.28km/リットルという驚異的な燃費をマークする。アップデート費用は2000 - 2500ドル(約19万6300円 - 24万5400円)。PICCのキム・エーデルマン社長は、「シボレー『ボルト』に対抗できる燃費性能を、リーズナブルな価格で実現できる」と自信たっぷりだ。
まさに夢のような話だが、気になるコンバージョンキットの内容は、ニッケル水素バッテリーの性能アップがメイン。トヨタ純正は蓄電容量1.3kWhだが、これを6.1kWhまで引き上げている。充電は家庭用の120Vコンセントから可能。オプションの急速チャージャーを使用すれば、約2時間で充電できるという。
PICC社はこのコンバージョンキットに3年の保証を付けて、1万2500ドル(約123万円)で販売中。123万円という価格を考慮すると、その費用対効果は疑問だが、米国のベンチャー企業の目の付け所は、なかなか鋭いといえそうだ。
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