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GM、マイルドハイブリッド廃止へ…シボレーとサターン

2009年6月12日(金) 23時02分
シボレー マリブ・ハイブリッドの画像
シボレー マリブ・ハイブリッドの画像
シボレー マリブ・ハイブリッドの画像
シボレー マリブ・ハイブリッドの画像
サターン オーラ・ハイブリッドの画像

GMは2009年モデルをもって、シボレー『マリブ・ハイブリッド』とサターン『オーラ・ハイブリッド』『ビュー・ハイブリッド』を廃止することを明らかにした。

これら3台は、2006年にGM(モーターやインバーターは日立製)が開発した「BAS」(ベルト・オルタネーター・スターター)システムを搭載。BASは、いわゆるマイルドハイブリッド方式で、定格電圧36Vのバッテリーと小出力モーターが、発進時のみエンジンをアシストする簡易ハイブリッドだった。

マイルドハイブリッドは、トヨタ『プリウス』などのフルハイブリッドと比較して、劇的な燃費改善効果が期待できない。例えば、マリブ・ハイブリッドの米国EPA燃費は市街地11.1km/リットル、高速14.5km/リットル。これはマリブの4気筒ガソリン車の市街地9.4km/リットル、高速14km/リットルと大差ない。

そんな事情からGMは、マリブ・ハイブリッドと、ペンスキーへの売却が決まったサターンブランドのハイブリッド2車について、2010年モデルには設定しないことを決定した。

トヨタも2001年、『クラウン』に「マイルドハイブリッド」を設定するが、現在は燃費改善効果が大きいフルハイブリッドに移行している。マイルドハイブリッド廃止は、時代の趨勢といえるかもしれない。

しかし、GMは2008年3月のジュネーブモーターショーで、新しいBASを発表。コンセプトカーのサーブ『9-Xバイオパワーハイブリッド』に搭載した。新BASは、2次電池にリチウムイオンバッテリーを採用するなどして、燃費性能を大きく向上させている。

GMは新BAS搭載車を2010年に市販し、年間10万台規模で販売したい考え。2009年モデルでいったん姿を消すBASだが、1年後には起死回生の復活を遂げそうだ。

《森脇稔》
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