市長の乗った公用車が信号無視、出会い頭衝突

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12日午後、佐賀県武雄市内の国道34号で、武雄市長の乗った同市の公用車が赤信号を無視して交差点に進入。交差道路を進行してきた乗用車と出会い頭に衝突した。この事故で乗用車側の運転者が軽傷を負った。公用車側は市長を含め、ケガはなかった。

佐賀県警・武雄署によると、事故が起きたのは12日の午後3時40分ごろ。武雄市武雄町付近の国道34号で、武雄市の公用車が赤信号を無視して交差点に進入。交差道路を進行してきた乗用車と出会い頭に衝突した。

双方のクルマは中破。乗用車を運転していた49歳の女性が打撲などの軽傷。公用車の後部座席には武雄市長が同乗していたが、シートベルトを着用していたためにケガはなかった。警察では公用車を運転していた37歳の同市職員から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い交差点。調べに対して職員は「考え事をしていて、信号を見落とした」などと話しているようだ。市長は同市内で行われたイベントに出席。これを終えて市役所に戻る途中だった。

《石田真一》

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