フィアットは『セディチ』(Sedici)のマイナーチェンジモデルを発表した。外観のフェイスリフトや新エンジンの採用が話題だ。

セディチは2006年3月のジュネーブモーターショーで初公開。スズキと共同開発したSUV風のコンパクトカーで、スズキ版は『SX4』を名乗る。生産はハンガリーのマジャールスズキが担当。当初は4WDの「4×4」グレードだけの設定だったが、2008年にはFFの「4×2」グレードを追加している。

デビュー以来初のマイナーチェンジでは、好評のスタイルをアップデート。改良点はフロントに集中しており、アッパーグリルを小型メッキタイプに変更し、バンパーガードも新デザインを採用した。従来はリアバンパーにのみ装備していたアンダーガードは、フロントにも追加。アルミホイールのデザインも新しい。

エンジンは従来通り、ガソリンがスズキ製、ディーゼルがフィアット製。ガソリンは1.6リットル直4の最大出力を109psから120psへ向上させた。ディーゼルは1.9リットル直4ターボの「JTD」を2.0リットル直4ターボの「マルチジェット」に変更。最大出力は120psから135psに高められた。

新しいセディチは、5月後半に欧州で販売開始。軽いオフロード走行ができるSUVテイストの小型車は、欧州で好評を博しそうだ。
《編集部》