ロールスロイスは26日、英国グッドウッドモーターサーキットに『ファントムクーペ』を貸与した。7月に開催される「グッドウッドフェスティバルオブスピード」でオフィシャルコースカーとして使用される。
ファントムクーペは2008年3月のジュネーブモーターショーで発表。ロールスロイスの『ファントムシリーズ』4番目のモデルで、美しい2ドアクーペボディが特徴。エンジンは6.75リットルV12(453ps、73.4kgm)を搭載する。
貸与された1台は、ボディカラーがダークタングステンで、内装はスモークグレーレザーにローズウッドパネルの組み合わせ。21インチの光沢アルミホイールも装着している。また、サーキット走行用にLEDフラッシュライトが追加された。
まさにサーキットのコースカーとしてふさわしい存在といえるファントムクーペ。今回のグッドウッドでは、Track Stewardsチームが、パレードカーとしても使用することになっている。
ロールスロイスのトム・パーベスCEOは「ファントムクーペはファントムシリーズの中で最もドライバーズカーとしての性格が強い。グッドウッドのコースカーとして最適」とコメントしている。