気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2009年3月17日付
●トヨタ定昇維持で合意、ベアは4年ぶりにゼロ(読売・10面)
●高速ETC割引問い合わせ殺到、電話・メール5700件
(読売・38面)
●日テレ社長、引責辞任「バンキシャ」誤報問題(朝日・1面)
●日立が社長交代、異例の7歳年上(朝日・1面)
●三菱ふそう社長、キルヒマン氏に、ダイムラー出身
(毎日・10面)
●今季のF1活動、コスト削減図る、トヨタが発表(毎日・22面)
●高速バス全焼、昨年も同型車が出火(産経・23面)
●製造派遣、原則ゼロ、リコーやトヨタ系、直接雇用にシフト
(日経・1面)
●プリウス189万円に、現行モデル「インサイト」と同価格、トヨタが値下げ(日経・3面)
●トヨタ、F1参戦を継続、今年、初優勝狙う(日経・11面)
ひとくちコメント
出口の見えない不況下、想定外のびっくり仰天のニュースが飛び込んでくるものである。先週もこのコラムで取り上げたトヨタ自動車とホンダのハイブリッド車競争に新たな動きがみられた。
新型『プリウス』と併売する現行モデルの価格を、最も安いグレードでは、ホンダが鳴り物入りで発売した新型『インサイト』と同じ「189万円まで大幅値引きする」と、きょうの日経が取り上げている。その値引き価格は「ディーラーの意見を参考に豊田章男次期社長の鶴の一声で決まった」(業界関係者)との話もある。
ハイブリッド車をめぐるトヨタとホンダの壮絶なバトルはエスカレートするばかりだ。