KYOSHO CUP…TMサーキットES チームが優勝

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2月28日 - 3月1日、横浜赤レンガ倉庫のイベント広場にて、京商株式会社が主催するエンジンラジコンレース大会「KYOSHO CUP ファイナルチャンピオンシップ」が開催された。決勝レースは安定した走りを見せた「TMサーキットES」チームが勝利。

このイベントは、地区予選を勝ち抜いたチームが集い、年間チャンピオンを争う大規模な大会。今年で15回目となる本大会の「シリアスクラス」には、28日の予選で41チームが参加。そして、上位10チームが3月1日の決勝大会へと駒を進めた。

3月1日の決勝大会の天気はときおり雨が降るあいにくの天気で、コース上はオイルと雨でとても滑りやすい状態だった。しかし、参加しているチームは決勝にまで勝ち残った強豪ばかり。スリッピーなコンディションもなんのその。エンジンカーならではの豪快な走りを披露し、集まったギャラリーたちを驚かせていた。

シリアスクラスの試合ルールは30分の耐久レース。途中で必らず選手交代をしなければならないため、ドライバーは最低2名が必要となる。また、出場車種はエンジンカーのため、レース中に給油作業も必要。そのため、KYOSHO CUPで勝利するためにはラジコンカーのコントロールテクニックだけでなく、チームワークやピット作業の技術も要求される。

フラッグが振られてレースがスタートすると、各車猛スピードでコースを回る。なんと、スケールスピードは600km/hと言う。この決勝戦の前にビギナー向けの「エンジョイクラス」が行なわれていたのだが、明らかにラジコンカーの速度が違う。とにかく速い! 京商の後藤氏の話によると、「このクラスの選手ともなると、ラジコンカーを自由自在に操れます。なのでレースに勝つためにはただ速いだけでなく、相手を抜き去るためのライン取りや戦略が重要になってきますね」と、まるで実車のレースと同じようなコメント。

序盤から中盤までのレースは、ベストラップ13.87秒を叩き出して会場を沸かせた「ぐりーんぐらすS」チームが独走していた。しかし、途中でマシントラブルが発生。それに変わって1位になったのは、カーナンバー1「TMサーキットES」チーム。ベストラップは14.00秒と、ぐりーんぐらすSよりも劣っていたが、目だったミスがなく終始安定した走りで周回を重ねる。その結果、アベレージラップ19.327秒、周回数94で、第15回 KYOSHO CUPファイナルチャンピオンに輝いた。

大会後に行なわれた表彰式では、大会会長・京商株式会社 鈴木代表取締役から、優勝商品の記念の盾と、スペシャルゲストのSUPER GTチャンプ、本山哲選手のメモリアル携帯キーホルダー、京商オリジナルシャツ、京商商品券15万円分が授与された。

鈴木氏は「今年で15回目となる大会は、のべ3万5000人あまりのファンが参加していることになります。当初は東京オートサロン内で開催し、ここ数年は厚木にある京商サーキットで行なっていました。ですが、今年は15周年ということもあり、ちょうど開港150周年で賑わう横浜で開いてみました。そのため、一般のギャラリーの方も多く、選手とお客さんの活気が肌で感じられてよかった。来年もこういったところで開催したいですね。さらにイベントをパワーアップさせて帰ってきます!」と、次回大会への意気込みを語った。

表彰式が終わると、コントロール台ではシャンパンファイトが行なわれた。大会の疲れも見せずにシャンパンをかけ合う上位入賞チームの選手たち、おめでとうございました! そしてお疲れ様でした!

シリアスクラス順位
優勝:TMサーキットES
2位:Misty
3位:神和建設
4位:武空調サービスG
5位:シンテックF6
6位:ぐりーんぐらすS
7位:KSG S
8位:イスズ自動車藤沢
9位:愛知車輌興行B
10位:服部化成

《佐藤隆博》

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