英国からEVスポーツカー…2012年市販予定

2009年1月28日(水) 16時36分
EVスポーツカー「P1-E」(仮称)の画像

英国のJJAD社は23日、EVスポーツカー『P1-E』(仮称)の概要を明らかにした。2個のモーターを搭載し、0-96km/h加速2.9秒のパフォーマンスを想定している。

JJAD社は元マクラーレンのデザイナー、Jim Dowle氏が設立したデザインエンジニアリング会社。2008年2月に「プロジェクト001」というスポーツカーの市販計画を公表した。今回のP1-Eはそのプロジェクトを現実化させたものである。

P1-Eは2シーターのEVスポーツカー。ランチア『ストラトス』の影響を受けたというデザインは、ボリューム感たっぷりで、強烈なオーラを放つ。ドアは『マクラーレンF1』のように、ガルウイング方式で開閉する。

デザイン以上に斬新なのがパワートレーン。2個のモーターを車体前後に搭載し、それぞれが前後アクスルを駆動する4WD方式を採用する。2次電池はリチウムイオンバッテリーで、重量配分に配慮して車体中央の低い場所にレイアウト。ボディはカーボンやアルミの複合素材で作られ、車重はわずか1055kgに抑えられている。

2個のモーターは最大出力390ps、最大トルク81.6kgmと強力そのもの。その結果、P1-Eは0-96km/h加速2.9秒という驚異的な加速性能をもたらすという。航続距離に関しては、最大370kmと実用性を確保。減速時に電力を蓄える回生ブレーキも装備している。

P1-Eは2009年中にプロトタイプを公開し、2012年に限定500台程度を生産する計画。価格は約5万5000ポンド(約700万円)と見込まれている。果たして、マクラーレンF1のようなインパクトを与えるスポーツカーとなるだろうか。

《森脇稔》
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