トヨタ、豊田副社長の社長昇格を発表

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トヨタ自動車は20日、豊田章男副社長の社長昇格を内定したと発表した。渡辺捷昭社長は副会長に就き、張富士夫会長は留任する。また中川勝弘副会長は退任する。いずれも6月下旬の株主総会後の取締役会で正式に決める。

豊田副社長はトヨタの創業者である豊田喜一郎氏の孫で、豊田章一郎名誉会長の長男。創業家の社長就任は、1995年に退任した豊田達郎氏以来14年ぶりであり、豊田副社長は11代目の社長となる。

豊田副社長は79年慶大法卒、82年には米マサチューセッツ州のバブソンカレッジでMBAを取得している。84年にトヨタに入社、98年から米GMとの合弁工場であるNUUMI副社長を務めた後、2000年に取締役。常務、専務を経て05年に副社長となり調達や商品企画、国内営業、海外事業など主要部門を担当した。

信条は「質実剛健」と「謙虚・感謝・信念」。国際C級ライセンスをもち、モータースポーツ活動も行ってきた。愛知県出身、52歳。

《池原照雄》

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