ホンダ Wave 110i をタイへ投入---進化した カブ

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ホンダ Wave 110i をタイへ投入---進化した カブ
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ホンダは、タイの二輪車販売の合弁会社であるエー・ピー・ホンダカンパニー・リミテッドが、環境性能に優れた電子制御燃料噴射装置「PGM-FI」を採用し、燃費向上と出力向上を両立した新エンジンを搭載した新モデル『Wave 110i』を発表、15日からタイで発売すると発表した。価格は3万4000バーツからとし、年間40万台の販売を計画している。

Wave 110iは、カブタイプをベースに、全方位にわたって進化を遂げ、現代的で新しいスタイルのデザインを採用、このクラスでの新しいベンチマークを目指す。今後は、アセアン各国で順次発売していく予定で、戦略車となる。
 
新型モデルWave 110iには新開発した排気量110ccのエンジンを搭載したカブタイプで、燃費は1リットルあたり57km(ECE40モード:実用モード燃費)と従来エンジンに比べ18%向上し、出力は25%向上した。近く導入が予定されている第6次エミッション規制値にも適合し、E20(エタノール20%の混合燃料)に対応する。
 
ホンダは、2009年末までにタイでの二輪車全車種にPGM-FIを採用することを予定している。
 
タイの二輪車新車市場は、2008年が前年比6.5%増の約170万台で、うちホンダのシェアが約67.5%の115万1000台を占め、20年間連続で首位だ。今後Wave 110iで、市場の約9割を占めるコミューター市場での販売増を目指す。

《レスポンス編集部》

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