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【スバルWRC撤退】世界的な経済状況の急激な悪化、以外に…

2008年12月17日(水) 11時33分
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16日、突然のWRCワークス活動終了を発表した富士重工業=スバル。理由は「世界的な経済状況の急激な悪化に見舞われたため」であるが、それ以外の複合的な理由が見え隠れするのも事実だ。

まず、WRCのトップ戦線を争うマシンの規定に関する動き。少しややこしい話になるが、WRカーと呼ばれるトップクラスの車両規定が2010年から本格的に変更される予定にある。そして、その新WRカー規定が「S2000」という車両規定をベースとしたものになる、ということが決まったばかりなのだ(今後の流転も予想されるが)。

これはスバルにとっては、あまり都合のいい決定ではなかった。スバル的には、新WRカー規定が「グループN」という車両規定ベースでつくられることを望んでいたはず。08年型のWRカーで参戦できるのは、09年までで、翌10年も参戦継続するためには、完全ニューマシンをつくらなければならない。

これはネガティブな要素だ。だったら、世界的に経済事情が苦しくなったここで、いっそのこと……。そういう心理が働いたとしても不思議ではない。

そして、近年の成績不振も影響しているはずだ。ここ3年、未勝利。見切りをつけたくなっても仕方のない成績であったことは、ホンダF1と共通する。ともに、かつての栄光があっただけに辛いところだ。

《遠藤俊幸》
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