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【PND/ケータイナビ比較 その3】ケータイナビは大きな進化を遂げた

2008年12月17日(水) 09時47分
インクリメントPの提供するケータイナビ、『ナビークル』の画像
ケータイなので運転者による「運転中の使用」は禁止されている点には注意が必要だ。それを喚起する画面も用意されているの画像
テストに使ったケータイはワイドVGAモニターを備えたモデル。ナビークルの地図もそれに対応しているの画像
タテ表示もヨコ表示も可能なのがナビークルの特長でもあるの画像
矢印で示す「ラリービュー」があるのでルートがわかりやすい。ヨコ画面での使用だとルートの周囲まで見やすいの画像

フルナビを製造する日本メーカーも本格参入したことで、売り上げが急増しているPNDだが、手軽にナビを使うということで忘れてはいけないのが携帯電話用のナビアプリ。普段使っているケータイを“優秀なナビ”へと変えてしまう。

「所詮はアプリ。フルナビはもちろんだけど、PNDにも劣る」と思っているならば、その認識は早々に改めた方がいいだろう。ケータイ自体の進化も相当なものだが、ナビアプリ自体も急速な進化を遂げている。GPSの精度向上やマルチタスクの実現はもちろん、VGA以上の解像度を持つ液晶モニターも当たり前に採用しているのが最近のケータイなのだ。

今回のテストに利用したインクリメントPの助手席ナビアプリ『MapFanナビークル』はVGA表示はもちろん、NTTドコモ一部機種での横画面表示にも対応している。

最大の特長は「通信での情報取得が可能」ということ。ケータイナビなのである意味では当然なのだが、テレマティクス機能を有しているわけだ。

渋滞情報や駐車場の満空情報はもちろん、同社が提供している「テレビdeみ〜た」で紹介されているスポット情報も目的地として使うことができる。テレビ番組で見た店に行きたいという場合、アプリ画面からシームレスに移動できるというのもポイントだ。

ルート中に高速道路を含む場合、ETC利用時の料金も表示するようになっているが、料金所の予想通過時刻を基に、その時点で使える割引料金を適用する。

もちろん欠点が無いわけではない。一昔前のモデルよりも画面サイズが大きくなったものの、絶対的なモニターサイズではPNDにかなわない。また、PNDはドライバー1人でも使うことができるが、ケータイのナビアプリは基本的に同乗者が操作するもの。運転者が走行中に画面注視すれば交通違反にもなってしまう。

だが、そんな欠点があったとしても、テレマティクス機能が使える利点は欠点を補って余りある。たまにクルマで出かける程度であれば、普段使うケータイにナビークルをインストールするだけでいい。月額315円の利用料は必要だが、すでに対応機種を所有していれば多額の初期投資は必要ない。

《石田真一》
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