本線上で急停車の違反車両に覆面パトカー追突

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24日正午ごろ、神奈川県伊勢原市内の国道271号(通称:小田原厚木道路)で、違反車両を追跡していた捜査車両(覆面パトカー)が急停車した違反車両に追突する事故が起きた。この事故で違反車両を運転していた男性が軽傷を負っている。

神奈川県警・第2交通機動隊によると、事故が起きたのは24日の午後0時10分ごろ。伊勢原市池端付近の国道271号をパトロールしていた同隊の覆面パトカーが、前方を高速度で走行する軽乗用車を発見。21km/hの超過を確認したことから、赤色灯とサイレンを使用し、停止指示を行おうとした。

しかし、違反車両はこの直後に本線上で急停車。パトカーはブレーキや回避が間に合わず、そのまま違反車両に追突した。双方の車両は小破し、違反車両を運転していた27歳の男性が打撲などの軽傷を負っている。警察ではパトカーを運転していた30歳の巡査長から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は片側2車線の直線区間。パトカーは速度計測のために違反車両との車間距離を縮めていたとみられ、停止指示前の急停車は意外な展開だったのかもしれない。警察では事故の主因を前方不注意としているようだ。

《石田真一》

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