今年の新モデルからは、ツートップメニューの中心の目立つところに「*LINK」(実際の星は90度傾いている)のボタンがあしらわれている。このLINKメニューは「ライフィニティ」「かえる通知」「ホームネッ...
【PENTAX レンズ使ってみた】魚眼&★でモーターショーを撮る
◆「次の1本」を探して
そこで今回は、ひととおりのレンズを揃えた後の選択肢、いわば「次の一本」をテーマに、機材を借りてパリのモーターショーを取材しようと思い立った。
ボディはK20DをメインにK100Dをサブとして使うことを念頭に置き、持っていくレンズの候補を検討した。当初は使い勝手の良さそうなDA Macro 35mm F2.8などの単焦点DA Limitedレンズ群数本と、この夏に登場したSDM(超音波モーター)ズームレンズのDA17-70mm F4の借用をPENTAXに依頼。だが、折しもドイツでフォトキナが開催されており、単焦点レンズもDA 17-70mmも全て出払っているとのこと。そこで単焦点はあきらめ、DA★16-50mm、DA 10-17 FISHEYE、そしてDA 55-300mmという、モーターショー取材で使用頻度が高そうな3本のズームレンズをお借りすることにした。
モーターショー取材では、次から次へとおこなわれるプレスカンファレンスや、何十台と出展されるコンセプトカーを限られた時間内で撮影しなければならない。一枚一枚構図や露出やホワイトバランスを吟味して撮影することは難しいし、画質の詳細な評価は筆者の手に余る。したがって、本レポートは画質よりも取材における使い勝手を重視したものになることをお断りしておく。なお、一部の画像を除き撮影モードはAV(絞り優先自動露出)、AWB(オートホワイトバランス)、中央点スポット測距、そして中央重点測光と、基本的にカメラ任せで撮ったものだ。
◆静粛性と写りは絶品、唯一の問題はその重さ…DA★16-50mm
まずはじめに報告するのは今回持ち出した唯一の★(スター)レンズだ。「★」といえばPENTAX高級レンズの代名詞である。今回借りたDA★16-50mm F2.8は、DA★50-135mm F2.8と並んでAPS-Cサイズのセンサーに最適化されたDA★レンズの第一号だ。
PENTAXには筆者も所有する16-45mm F4 ED AL、キットレンズに採用される3種の18-55mm F3.5-5.6 ALというAPS-Cサイズの標準ズームレンズが存在する。それらの中でもスペック・価格・大きさ・重さで他を圧倒するのがこのDA★16-50mmだ。バッテリーグリップを装着したK20Dに取り付けると、小型・軽量を特徴とするPENTAXらしからぬ堂々たるたたずまい。そして重い(調べてみると他社の似たようなスペックを持つレンズに比べると軽い部類になるが)。ボディ・レンズ・縦グリップ・ストロボ(AF360FGZ)をあわせた重量は2kgを超え、日ごろ運動不足の筆者がこれを朝から晩まで担ぐのはかなりタフだ。ただ、プレスカンファレンスでVIPやコンパニオンの視線を得るためにはこの「大きさ」もけっこう重要な条件といえる。
写りは★レンズの名に恥じないすばらしいもので、1460万画素の超高解像COMSセンサーの威力を存分に引き出してくれる。今回は一部を除き仕上がり設定を「雅(MIYABI)」に設定。コンセプトカーのメタリックな質感と艶やかさは「鮮やか」モードとは一線を画した絵づくりとなり好印象。背景のボケ味もDA 16-45mmと比べるとうるさくない。一部ではワイド端でのピンの甘さが指摘されていたが、ワイド端で近接撮影をする機会がほとんどなかったので、気になることはなかった。
また、SDMならではのスムーズなフォーカシングはボディ内モーター駆動のレンズでは得られないし、F2.8は暗いモーターショー会場でも威力を発揮する。AFからMFへスムーズに移行できるクイックシフトフォーカスはこのレンズに限った機能ではないが、純正レンズならではのメリットだ。
少し気になったのは開放付近・ワイド端での周辺光量落ち。DA 16-45mmがF4通しという比較的余裕のある設計だったせいか、絞り開放でも光量落ちはあまり気にならなかったので、なおさら目立つように感じてしまう。2段も絞れば解消されることではあるが、とくに夕暮れ時などでシャッタースピードを稼ごうとワイド端・開放で撮る(初歩的なミスといえば初歩的だが…)ような場面は気をつけたい。
また、このレンズの最短撮影距離は30cm。インテリアの撮影時にインパネのオーナメント(装飾部分)をズームして撮ることがよくあるが、もう一息寄れたら、と思うことがしばしばあった。せめてあと10cm、いや5cm寄れると使い勝手はグッと増すだろう。もっともマクロ用途がこのレンズの本分ではないのだから、わがままな望みというのは承知の上だが…。
ともあれ、このDA★16-50mmはモーターショー撮影用途には十分すぎるスペックをもったレンズだ。やはり機動性を考えると、DA★16-50mmより200gも軽くカッチリとした絵が特徴のDA 16-45mmが魅力に思えてくる。
【日産 キックス 発表】SUVタイプの新型軽自動車
注目ニュース
ホンダは、魚眼CCDカメラによって捉えた映像を、ナビゲーション画面に表示する「マルチビューカメラシステム」を新発、10月発売予定の新型『オデッセイ』に搭載すると発表した。
ライブビューや小型軽量化など、派手なアピールポイントは見あたらないK200Dだが、AE・AWB・画質など、カメラとしての基本性能は大きく進化しており、撮影効率はK20Dと遜色ない印象だった。
特別編集
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