シトロエン『C5』のデザイン開発を手がけたシトロエン・スタイルセンターのマーク・ロイド氏は、「世界各地のデザイナーでデザインチームを構成、それぞれの国の市場知識を持ち寄ることで、グローバル商品に相応し...
【D視点】ファッションと親戚…シトロエン C5 新型
2008年10月19日(日) 13時37分
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リバイバル |
新型C5発表に先立って、2007年フランクフルトモーターショーでワールドプレミアを飾った『C5エアスケープ』を見ると、新型C5のデザインが理解し易い。
基本のデザインは同じだが、フロントマスクのエアインテークがさらに強調された台座の部分と、シェブロンマークから始まりヘッドランプに連続したキャラクターラインと一体化した小振りなキャビンとの、2階建てのデザインが明確になっている。
また、スムーズなキャビンや流れ星のように鋭いドアハンドルなどからは、スピード感を狙っていることも判る。重心が高い2階建てのデザインでも、クルマの永遠のテーマであるスピード感は必要条件とみているようだ。
C5エアスケープ発表の意図は、ユーザーに新型C5のデザインを理解してもらうためだけではない。新型C5のデザインの魅力を倍加させるためのティザーキャンペーン的な要素もある。前評判も上々なので、シトロエンも胸を撫で下ろしているに違いない。
コンセプトカーを量産型発表前にお披露目する手法は、1950 - 60年代のアメリカでは常套手段であった。欧州のカーメーカーも競争激化に伴い、このような手法がリバイバルしたようだ。新型C5のスタイルそのものが、何処かリバイバルと感じさせるのも偶然の一致ではない気がする。
《松井孝晏》
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