国土交通省は14日、日野自動車が製作した非接触給電ハイブリッドバスの実証走行試験を長野県上高地で15 - 17日の3日間行うと発表した。
非接触給電ハイブリッドバスは、路面に埋め込んだ給電装置から電磁誘導により非接触で車両側バッテリーに急速充電可能で、通常は電気で走行するため、走行中の排出ガスおよびCO2をゼロにすることができる。
今年2月には羽田空港のターミナル間のバスとして、同年7月には北海道洞爺湖サミットの国際メディアセンター内でのシャトルバスとして運行された。
今回の実証走行試験では、松本電気鉄道の協力を得て、山岳路・観光路線での操作性、走行性能、環境性能などのデータを収集し、今後の実用性向上に活用する。