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【国際航空宇宙展】ドクターヘリの売り込み合戦が過熱

2008年10月10日(金) 03時47分
ユーロコプター『EC135』、現在活躍中のドクターヘリだの画像
患者搬送用のストレッチャーはリアから入れるの画像
EC135のキャビンスペースはコンパクトの画像
ベル『429』は最新鋭機、日本での型式証明取得はこれからというの画像
キャビンスペースはクラス最大、ドアの開口面積も大きいの画像

フジテレビ系で今夏放送されたドラマの影響もあり、一般の人からも注目されることになったドクターヘリ。国際航空宇宙展の会場でも数社が実機を持ち込み、運用する事業者(航空会社)向けへの売り込み合戦を行っていた。

日本国内で実際に活躍するドクターヘリの実機を会場に展示していたのはユーロコプター社。ヒラタ学園航空事業本部所有の『EC135-P2i』で、長崎県などで運用例があるという。

ユーロコプター社の会場説明員は「フライトドクターやナースは着座状態で搬送している患者さんの応急処置を行いますが、EC135はキャビンスペースがコンパクトなので、手が届きやすいと好評を得ています」と話す。

三井物産はアメリカ・ベル社製の最新鋭機『429』を展示していた。日本国内での型式証明取得がこれからという429は、クラス最大のキャビンスペースが特長。説明員は「後部からも側部からもストレッチャーを入れられる広さが自慢です。最新のアビオニクスを採用しており、ヘリコプターとしてはまだ珍しいグラスコックピットとなっています」とする。

日本国内で活躍するドクターヘリは現状3機種(MD902、川崎BK117、ユーロEC135)で、運用する航空会社が機種の決定権を持つ。ドクターヘリに採用例のないベル社は売り込みを掛けている真っ最中。ドクターヘリの需要は今後高まることは間違いないが、勢力図は変わるのだろうか。

《石田真一》
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