三菱自動車工業は5日、『コルト』の前席ドアに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2002年10月30日 - 2008年3月17日に製作された18万5382台。
前席ドアガラスの組み付け作業が不適切なため、ドアガラスのガイドレール内に装着されたゴムが変形しているものがあり、ドアガラス昇降操作の繰り返しによりゴムが噛み込み、ガラスを下げた際にガラスがガイドレールから外れ、ドア開閉用ロッドに干渉し、ドアが開くおそれがある。
全車両、ガイドレール内に装着しているゴムを点検し、変形している場合はゴムを新品と交換するとともに、ガイドレールも点検し、変形している場合は修正する。
不具合発生件数は4件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。